トキワロイ工業株式会社
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超硬精密加工
超硬に特化した精密加工技術を駆使してお客様のものづくりの課題解決に取り組みます。


昭和30 年の創業以来半世紀以上にわたり、トキワロイ工業は超硬製造を通じて、各方面のお客様の現場の細かなニーズに応えてまいりました。 その歴史の中で、品質を安定させる粉末冶金技術とユーザーの用途目的を達成するための超硬加工技術を培ってまいりました。 私たちは、これらの技術をより幅広い分野で応用するべく、様々な加工案件を模索しています。

PRECISION

超硬に特化した精密加工技術とは

PRECISION

超硬合金製造技術とは…

成分配合から始まる、合金品質の管理・設計に繋がる粉末冶金技術。
超硬合金自体を生成するための技術。

超硬に特化した精密加工技術とは…

超硬合金材料を高い精度で成形したり接合したりする技術。
研削・研磨・放電加工による精度出しや、ろう付けによる接合等の技術。

半世紀以上にわたり培ってきた超硬合金製造技術をベースに、超硬に特化した精密加工技術を組み合わせることでお客様が現場で抱えている課題に立ち向かっていきます。
また、一社では対応できないような案件もこれまで築いてきた外部ネットワークを駆使し、ご要望を実現いたします。


超硬材で精密部品を作りたい。既存の精密部品を超硬材で試してみたい。
という時はお気軽にお問い合わせください。

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RESPONSE

当社の超硬精密加工対応力

RESPONSE

トキワロイでは、以下のような対応をします。
①図面で指定された精度で超硬素材焼結から仕上げ加工までを行います。
②お客様の課題に対して、超硬製造技術や超硬に特化した精密加工技術がどのように役に立つかを検討し提案します。
③超硬に特有の加工上の難点を把握し、案件ごとに加工上の工夫をすることでお客様の要望を実現します。

MERIT

超硬に特化した精密加工の
難点とメリット

MERIT



異種金属間の精密接合ろう付け
(超硬×○○)

加工技術上の難点

1.母材金属と超硬では熱膨張率が異なるためろう付けによる加熱で反りが発生する。
2.ろう付け時に発生するガスがろう材層内の微小なピンホールとして表出する。

加工技術がもたらすメリット

1.刃先部などの必要箇所だけを超硬にすることで、超硬一体もので製作するよりコストを抑制できる。
2.精密工具向けでも、真直性が高く表面もきれいに仕上げられる。

加工事例:精密工具向けろう付け(超硬×SUS304)

顧客の要望:超硬とオーステナイト系ステンレス鋼(SUS304系)のろう付け時にピンホール(ロウ材層に生じる微小な気泡)を極力回避し、反りも最小限に抑えるロウ付け加工

反りの解決策⇨ロウ材質選定やロウ付け温度・昇降温ペース管理等で反りを極力回避
ピンホールの解決策⇨ろう材添付量、フラックス材(酸化被膜除去用の薬剤)の選定、継手形状設計でろう材層表面のピンホール発生を極力回避

ろう付け技術にご関心のある方は、ろう付けの基礎知識をご紹介した資料を進呈差し上げます。まずはお問合せください。

超硬ろう付け品の精密研削加工

加工技術上の難点

1.母材金属表面と超硬表面とでは表面性状が異なるため研削時に段差発生など寸法精度に影響が出やすい。
2.研削熱の発生による反り、砥石の目詰まり、ワークのチャッキング方法等の諸条件がミクロン台で影響を及ぼしてしまう。

加工技術がもたらすメリット

1.超硬ろう付け品であっても厳格な寸法精度と面粗さで表面を仕上げられる。
2.寸法精度だけでなく真直度や平行度などの幾何公差が求められる場合にも対応できる。

加工事例:超硬ろう付け品の精密研削加工(超硬×SUS430)

顧客の要望:工具先端部の機械的形状が製品の品質に転移されるため先端部全面に渡り厳格な幾何公差が必要

同時研削に伴う寸法精度劣化への解決策⇨主軸剛性が高い機械と切れ味の良い砥石選定
幾何公差管理の解決策⇨研削面の順序入替やワークのセッティング位置調整などの加工アイデア

他の加工事例も掲載された技術ハンドブックをお送りします。
まずはお問合せください。


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